それぞれのリュートのロゼッタは、そのパターンに応じて、空気の伝達が異なります。開口量は、ボディ内に籠もる空気の固有の音色に影響を与えます。これは次に、トップの固有の音色と、調和の取れた関係になくてはなりません。より小さな開口部がボディ内の空気の音色を沈み込ませるのに対し、より大きい開口部は逆にそれを持ち上げます。リウトフォルテのために使用されるロゼッタのデザインは、空気の音色と、共鳴板の特有の音色の間の調和を取ることを目指しており、最適な状態を保つべく選択されています。かつてはすべてのモデルで、16世紀から17世紀のロゼッタをテンプレートとして使用してきました。
しかし、2007年以降は、ギュンター・マークのデザインによる、時代を超えた美しさのオリジナルロゼッタを使用しています。 「モデル/新しいロゼッタ」をご覧下さい。